Googleショッピング広告の商品データを改善しよう① ~まずは必須属性~

2025年2月25日

Google広告

EC事業者の集客に広告を活用する場合、まず配信すべき媒体はGoogleショッピング広告です。

配信には様々な設定を行いますが、特に重要なものが商品データです。
本記事では、Googleショッピング広告の商品データの推奨を詳しく理解していきましょう。

※Googleショッピング広告の基本や入稿方法に関する記事ではありません。
商品データの改善にクローズアップした記事となります。

商品データとは何なのか ~カンタンに解説~

商品データとは「広告配信に使用する情報をまとめたシート」です。
Googleスプレッドシート等で下記のようなファイルをアップロードすることで、配信する商品の情報を入稿します。

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商品データの例

そして、そのデータに基づいて広告が表示されます。
商品データ内の各属性と連動して、画像やタイトルが表示される仕様です。

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広告表示の例

商品データ属性 ~必須属性~

①商品ID(id)

商品を管理する任意の値となります。
ECサイトで割り当てを行った値を入力しましょう。
商品データでは、このIDを軸に商品が管理されます。

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商品データの例
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商品ID (拡大)

【推奨】
全SKUの広告を配信できる状態にしておくことが理想なので、
SKUの粒度で入力していくことが推奨です。

②商品のタイトル(title)

商品名を入力する属性です。
広告として表示される商品名なので、ECサイトの商品名を広告用に改善しましょう。

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商品データの例
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商品のタイトル(拡大)

こちらは広告を表示するかの判別に利用される重要な属性ですので、商品に関する情報を盛り込みましょう。

【推奨】
(1)商品に関連する情報を盛り込む
・商品のカテゴリ(Tシャツ・セーター等) 
・色 
・サイズ 
・カテゴリ関連のKW 
・ブランド


「ナイキ スニーカー 黒 25.0 Air Force1」
「ユニクロ ダウンジャケット グレー M」

(2)冒頭30文字に重要情報を配置
冒頭が最もよく見られる為、最重要。
ブランド名や商品のカテゴリを冒頭に入力しましょう。

③商品の説明文(description)

商品のより詳細な説明を入力します。
商品詳細ページに記載をされる属性となり、メインで広告表示される機会は少ないです。
ですが、こちらも広告表示を判別する重要な属性です。

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商品データの例
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商品の説明文(拡大)

ECサイトの商品詳細ページから文章を引用し、なるべくたくさん説明を盛り込みましょう。

④遷移先URL(link)

広告がクリックされた場合のリンク先です。
商品詳細ページのURLを入力します。

⑤画像URL(image_link)

広告に使用される商品画像のURLです。
リンクに入力した商品画像が表示をされます。

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商品データの例
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遷移先URL・画像URL(拡大)

【推奨】
画像URLには、商品全体が見え、視認性が高い画像を設定しましょう。
画像内にオーバーレイやテキストを入れることはできませんので、ご注意下さい。

⑥在庫の状況(availability)

商品の在庫があるかを入力します。
「在庫あり」もしくは「在庫なし」を入力しましょう。
(「予約」「入荷待ち」の値も入力可能)

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商品データの例
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在庫状況(拡大)

⑦商品の価格(price)

商品の価格を入力します。
「価格 JPY」の値で記載していきます。

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商品データの例
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商品の価格(拡大)

必須属性のまとめ

ここまでが商品データに必須の属性となります。
(厳密にはファッション商品では「サイズ」「色」等が必須という縛りもあります)

推奨に沿って入力いただくことで、広告配信の質が改善しますので必ず導入をしましょう。

【ご紹介 動画・音声付きのUdemy講座】
当記事で解説をしているGoogleショッピング広告については、私のUdemy講座でより分かりやすく解説をしています。

有料コンテンツにはなりますが、是非ご視聴下さい。
■URL

戦略から設定方法まで分かるGoogleショッピング広告Googleショッピング広告の仕組みと推奨を学んで、広告からの集客を改善しようwww.udemy.com

続いて、推奨属性については次の記事で解説をしていきます。

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